昼下がりの研究室。静かな空調音の中、ガラス張りの実験室では機器の点検を終えた天海紗世と桐島乃愛が、白衣のままソファに腰かけていた。手にはそれぞれ缶コーヒーとタブレット。
「ねえ、乃愛。最近入った研修医の城田くん、見た?」
乃愛は缶を口元に運びながら、小さく笑う。
「ん〜見た見た。あれ、ガチだね。顔よし、体も細マッチョ、しかもあれで性格もいいって噂」
「でしょ。…ちょっと、見たくならない?」
「……あ〜、睾丸?」
「うん。あの顔と体から出てくる精液が、どんなもんなのか。ねえ、見たくない?」
乃愛はニヤリと笑いながらタブレットを閉じた。
「てか、そろそろやってみたくない?‘本物の観察’。資料とか症例ばっかじゃ、物足りなくなってきたし」
「うん。だから、彼にお願いしようかと思ってた。ちゃんと栄養管理して、7日間だけ。拘束はするけど、傷はつけない。外側はね」
「中身は……潰すけどね、ふふっ」
ふたりの視線は自然と、ラボの向こう側――現在‘保管室’と名付けられた一室に向けられた。
「でもさ、私たちにとって‘初めて’じゃん。うまくいくかなぁ。ちょっとドキドキする」
「それがいいんじゃない?初めて壊す時の音、感触、匂い……全部、記録したい」
缶をテーブルに置いた乃愛は立ち上がり、ゆっくりと白衣のポケットから小さな銀色のリングを取り出した。
「見て。試作した‘段階式圧迫リング’。時間ごとに内径が変わるから、じわじわ締めつけられるの」
「いい仕上がり。まずは、片玉だけに装着しましょう」
「もう決めてるんだ。右玉?」
「うん。左は切開して精管を結紮、休ませておく。比較対象があったほうが、壊れる過程が鮮明になるから」
ふたりは軽く手を合わせて、くすくすと笑った。
?
【同日・夜】
保管室。そこに横たわるのは、白衣を脱がされ、ベッドに仰向けで縛りつけられた城田カイ。
意識はある。だが、静かすぎる部屋と甘い匂い、そして――
腰下に感じる「冷たい金属の輪」に、背筋が凍っていた。
「なにこれ…これ、冗談だよな…」
ガチャ。扉が開く。
白衣姿の紗世と乃愛。
ふたりの表情は、いつもの優しい微笑みのままだった。
「こんばんは、カイくん。準備、できた?」
「これ…どういう……?やめてください、俺、何もしてないし……」
乃愛は近づき、腰元を覗き込んでにこり。
「ふふっ。ちゃんと収まってるね、右だけ。じゃあ、明日から本格的に観察していこうか」
「観察って……なにを……っ」
紗世がやさしく囁いた。
「君の‘睾丸’。どこまで耐えられるか、見届けたいの。安心して。好きな人の大事な部分だから、大事に、ゆっくり壊すから」
第2話:右睾丸、稼働開始
(副題:味見、切開、そして破壊のはじまり)
朝の研究室は静かだった。
ただ、保管室だけは違った。そこだけが、濃密で甘ったるい熱気に包まれていた。
拘束ベッドに仰向けに縛られた城田カイの目が薄く開き、状況を思い出した瞬間、全身が硬直する。
(……夢じゃなかった)
――逃げられない。そう理解するまでに、時間はかからなかった。
ガチャッ。扉が開き、桐島乃愛と天海紗世が入ってくる。
白衣に包まれた2人の笑顔は、昨夜と変わらず優しい。
ただし、その目の奥には、隠しきれない‘好奇心’が輝いていた。
「おはよう、カイくん。暴れて怪我とかしてない?ちゃんと寝られた?」
「っ……離せ……やめてくれよ……っ!」
紗世はカイの顔を一瞥し、記録を開始する。
「観察対象No.1。実験1日目。状態良好。反応――非常に敏感」
乃愛がシーツをめくり、カイの下半身を露出させる。
「ふふっ。やっぱり……すごいね。見てこの形。寝起きなのにむくみ加減が最高」
「朝の睾丸って、ほんと生々しくていい匂いする。汗と体液がちょっと混ざった感じ」
彼女は顔を近づけ、そっと鼻を寄せた。
「……ん、すご……。これ、やばい。匂いだけでイけそう……」
「まずは‘味見’からね」
紗世の言葉に、カイの目が見開かれる。
「なっ……なに言って……やめ……!やめろって……っ!」
だが身体は拘束されて動けない。
その間にも、乃愛の唇がゆっくりとペニスに近づいていく。
「大丈夫。傷つけたりしないから。ただ、舌と……中で味を見るだけ」
彼女の舌が先端を撫でる。
ぞくりと震えたカイの身体を、紗世が横から支えながら囁く。
「君の精液が、どれくらい濃くて甘いのか、ちゃんと調べたいの。ね、協力して?」
「嫌だ……やめてくれっ……そんなの、したくないっ!」
だが、構わず進行する。
乃愛が口内にペニスを取り込み、紗世は根元をしごきながら、右睾丸を指で撫でる。
愛おしそうに、慈しむように。
やがて、限界を超えたカイの身体が精液を吐き出した。
「……うん、濃い。すごい
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